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2009年第16回 World Fishing Gaia of Gure
16回目を迎えた、釣研ファングループ主催のWFG(ワールド・フィッシング・ガイアオブグレ)が、今年も6月7日、8日の両日にわたり、長崎県は平戸・宮の浦と五島列島を舞台に開催された。
この大会は初日の4人対戦の予選リーグを宮ノ浦で行い、各ブロックの1位のみが翌日、五島列島で行なわれる決勝トーナメントに進出するルール。
全国各地、遠くは韓国から44名の選手が各地区の厳しい予選を勝ち抜き、早朝の開会式に顔を揃えた。
見どころは、昨年度、予選から決勝戦まで終始他を圧倒する釣果をあげて優勝した大分・猪熊博之選手の連覇を誰が阻むかという点。いずれもWFG二連覇の実績を持つ宮崎・橋本敏昭選手や大分・池永祐二選手といった超一級のトーナメンター達も参戦し、予選リーグの火蓋が切って落とされた。
予選リーグではその池永選手が、韓国・カン選手に第一試合でいきなり敗れる波乱。池永選手はその後も波に乗れず、3年続けての予選リーグ勝ちあがりはならなかった。 一方、昨年度準優勝の吉本嘉済選手は貫禄の3戦全勝で予選リーグを勝ち上がった。特筆すべきは、連覇に向けて注目を集める猪熊選手で、3回戦計6時間で釣り上げたグレの総重量が何と23kgオーバーと他の選手を圧倒。勿論3試合とも全勝で、勝ち上がりを決めた。
翌8日早朝、決勝トーナメントに進出した12名の選手が五島列島・野崎島へ展開。開始早々の準々決勝では、吉本嘉済選手が宮崎支部の時吉長稔選手にまさかの敗退。続いて行なわれた準決勝でも時吉選手は、ここまで予想通り圧倒的な力を見せて勝ち上がってきた猪熊選手と対戦し、尾数では7尾の猪熊選手に対し9尾と上回って初の決勝戦進出かと思われたものの、総重量でわずか200g及ばず、ここで涙をのむこととなった。
そして午前11時。野崎島南端に位置する一ッ瀬に顔を揃えたのは、いよいよV2に王手をかけることとなった猪熊選手、北九州の実力者として知られ、全国規模の大会で優勝歴もある片山勝夫選手、そして数々の大会を制し、全遊動釣法の使い手として名高い橋本敏昭選手。誰が勝ってもおかしくない顔ぶれの中、競技が開始された。1歩先行したのは猪熊選手。40m沖で確実に仕掛けをマキエと同調させ、立て続けにキープサイズを釣り上げる。残る二人もこれに続くかのように負けじと竿を曲げ追い上げを開始。第二ラウンドに入ると、やや魚を掛けるペースが落ちた猪熊選手を、狙いを足元の瀬際狙いに絞って集中的に攻める片山選手が、良型を交えて立て続けに釣り上げ猛追。橋本選手も中間距離の食い渋るアタリを確実に拾いながら続き、どの選手にも優勝の可能性を残したまま第三ラウンドへと突入した。
ここに来て、一人が釣ればまた一人が釣り返す。互いが一歩も引かないまま、終了間際には3人が同時に竿を曲げるトリプルヒットまで飛び出し、優勝の行方は最終検量まで分からなくなった。
2時間の競技が終了し、3人がお互いの健闘を称えあう中で検量が行なわれる。結果、トータル12尾、5730gを釣り上げた猪熊選手が、第16回WFG優勝を果たすと同時に、大会史上3人目となるWFG二連覇の偉業を成し遂げた。
尚、決勝トーナメントでの釣果は、全て平戸市の老人ホームへと寄贈された。
成績詳細は別紙の通り。
検量
受付開始と同時に続々と集まってきた選手たち。
猪熊選手の選手宣誓
選手宣誓をするのは昨年度覇者の猪熊博之氏。
試合前に握手を交わす決勝進出の3名。
猪熊選手
一歩先行しながらも慎重にやりとりをする猪熊選手。
良型グレを立て続けにかけ、猛追する片山選手。
橋本選手
軽快に竿を曲げる橋本選手。
決勝戦での使用ウキ
決勝戦での使用ウキを手に、左より準優勝の片山選手、優勝の猪熊選手、3位の橋本選手。
決勝終了後、磯での記念撮影
全国から集まった44名の強豪たち。
表彰台
熱戦を制した3名、第16回WFGも幕を閉じた。
最終日の釣果は平戸市の老人ホームに寄贈された
大会で釣れた魚は平戸市の老人ホームに寄贈された。
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